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ごちゃ混ぜガーデン

金木犀の香りが漂う秋庭で、フジバカマの蕾が濃桃色から淡桃色へと変化しています。
心なしか小さな蕾もふっくらと膨らみ始めたようで・・・晩秋の開花が楽しみです(^_^)
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庭は今、秋の移植の真っ最中。
あちらの木を掘り起こし・・・こちらの草花を移植・株分けし・・・庭はもう穴だらけ。
コロコロとよく肥えたコガネムシの幼虫にため息をつき
腐葉土の合間から顔をだすたくさんのミミズたちに歓声を上げる毎日です。
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庭づくりをしていて難しいと感じるのは、「四季を通じて」美しい庭をつくること。
色とりどりの花が咲き誇る春や緑豊かな夏の景色が美しくとも
花が終わり落葉が始まる秋・・・そして冬枯れの季節を美しく保つのは至難の業なのです。
植物が枯れていく姿が美しくないというのではなく、枯れ往く姿さえも美しく魅せたくて。
「有限の美」を・・・「盛者必衰の理」を・・・どのようにしたら表現できるのか。
毎年この季節になると頭を悩ませ、己の知識技術の不足に歯がゆさを感じてしまいます。
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でも、まあ・・・何事も一歩一歩の歩みが大切、と自分に言い聞かせ。
今日も四季を通じて美しい里山の風情を求めて、無い知恵を絞っているところです(゚_゚i)ゞ

この秋のテーマは・・・「ごちゃ混ぜガーデン」。
例えば、常緑の下草と冬枯れをする多年草を合わせて
季節ごとに印象や見せ場の異なる植栽エリアを作ってみたり、早春に咲く球根を仕込んだり。
私の基本テーマである「発見」「出会い」が季節ごとに楽しめる空間づくりを
今までとは少し違う形で演出できるよう工夫しています。
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ここも「ごちゃ混ぜ」エリアです。
冬のあいだは銅葉のアジュガやタマリュウなどに覆われて
春になると斑入りのギボウシやミョウガ、シダ類などがアジュガの花間から顔を覗かせます。
夏は花後のアジュガを覆い隠すように斑入りギボウシの葉が茂るはず。
秋は・・・色づく木の実と新たに迎えるコハマギクの白花に色を添えてもらいましょう(^_^)b

ごちゃ混ぜガーデン。
上手くいくかな・・・う~ん、心配だ σ( ̄、 ̄=)

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by jardinar | 2011-10-04 09:09 | *四季の庭景色
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