春分の日を過ぎて。
外の陽射しはすっかり春色になりました。 18日には関東地方にも春一番が吹いて・・・。 冬の名残りの寒風も少しずつ遠ざかり、やさしい春風に包まれる日がくるでしょう。 前回の更新でちらりと触れた3月2日仕込みの米ぬか肥ですが。 2週間ほど過ぎて(16日夕方~)ようやく基材の温度が上がり始めたと思ったら 20日の朝にはあっという間に温度低下が始まりました。 早い・・・早すぎる(汗) 30℃超えすら微妙やんっ! ふと振り返れば、仕込みと同時に湯たんぽ入れて・・・翌々日の夜には25℃超え。 麹菌特有の白い菌糸は見られなかったものの 1週間後には常時28~32℃を保ち、ぬか床の香り(乳酸菌臭?)がしてたっけ(汗) う~ん・・・発酵のスターター麹菌からではなく、基材に混ぜた乳酸菌が先行したか!? デンプンの糖化は? たんぱく質の分解はどうなる!? あれこれ考えているうちにも基材の温度低下は進みます(21日夕方時点で、22℃)。 米ぬかから漂う匂いはいつのまにやらぬか床臭から甘酸っぱい匂いに変わり 検温の度、子供たちの口からは「甘酒?」「イーストの匂い~」「朝はパン?」等の 声が聞かれるようになったではないですか! 確かにね。ぬか床臭(乳酸菌臭?)は治まったのよ。 基材の温度も真菌(麹菌や酵母菌)が生育しやすい中温だし。 一応、何かの菌(たぶん、酵母菌 汗)は働いた・・・のかな? 仕込みから1週間ほどすると、ほんのり甘いお酒の香りまで漂って・・・って! 20日頃からは揮発性アルコール臭が徐々に強まっているではないですか~(涙) 必要以上のアミノ酸分解を防ぐためにも、一か八かの次の手段!( ̄‥ ̄)=3 フン!! 既存の資材(米ぬか、大豆粕、貝石灰、草木灰、カニガラ、etc...)に 前回ご紹介した庭の菌糸と納豆(とぎ汁+糖蜜)を少々加えてみようじゃないですか! 発酵を誘発し、基材の温度上昇を図るため、一回り大きくしたダンボール箱の中央に お湯を入れたガラス瓶(湯たんぽ代わり)を入れて・・・。 3時間後の検温では、資材の温度はやや上昇。26~28℃になりました。 基材の水分率は、おおよそ40~50%というところ。 基材を握るとおにぎり状に固まって、手を広げるとふんわり解れる状態です。 半日陰の狭庭では、黄水仙テタテトやクリスマスローズの開花が始まり あちらこちらで宿根草の新芽たちが春の陽射しを浴びています。 躍動の春。植物たちの成長が楽しみですね。 2014年3月23日。うららかな春の光を浴びながら。 by. *niwanohana こと misuzu 明日は息子の卒業式。パパも彼岸で見守っててね。
by jardinar
| 2014-03-23 22:22
| *土ごと発酵&オーガニック
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